〈火曜日少年部最初のクラス〉


【型試合、負けちゃったけど楽しかった!また、やりたい!】と、蒼次朗君が何度も型をやって見せてくれた。
彼は今大会に向けて、まさにゼロから覚えて試合に出れるまでに上達出来た。(オレンジ帯に向けて基本稽古もまだ途中までを覚えながらでもあり)
最初は型の動作の回り方が分からずに、悔しくて顔をクシャクシャにしながら泣いていた。
少しずつ自信を付けてくれた。
彼はとにかく真面目に、誰よりも一生懸命に稽古に取り組める。
今年はオレンジ帯になれるはずだ。
応援している。

幼年部達、みんな頑張っていた。
少しずつしっかりとしてきている。
〈以下、火曜日少年部選手Aクラス〉
ひたすら対人稽古。





選手Aクラスなだけに、厳しい稽古を積み重ねた彼ら。
各目標に向けて。
互いに凄く良い稽古が出来たと思う。

〈火曜日夜の一般部クラス〉
二宮さん、星野君が稽古に参加した。


基礎体力稽古から対人稽古の受け返し、スパーリング、ウエイトトレーニングまで。
二宮さん、前回のスパーリングよりも更に伸びている。
星野君には、今後の稽古スケジュールについての話を。
稽古後、掃除の時間帯に…

星野君の同期でもある、元東大和道場生の雨宮伶空君が道場に挨拶に来てくれた。(幼少期から東大和道場で、本当に厳しい稽古を一年中、常に切磋琢磨してきた二人)
二人とも来月3月には高校卒業となる。
雨宮伶空君は、今年4月からの進路が無事に決まったという事で、試験合格の報告をしに来てくれた。
嬉しかったなぁ。
彼なら立派に務まるのではないかと、以前から、実はそちらの進路の方を俺自身は期待していたからだ。
4月から新たなスタートとなり、本格的に将来に向けて始動するみたいだが、彼なら絶対に大丈夫だ。
あんなに可愛らしかった、幼年部時代の伶空君が立派に頑張っている。
【若者達が(悠久にしても、伶空にしても)既に将来の目標があり、そこに向けて何かをやれる事って凄く幸せな事だよ】と、星野君に話しながら。
星野悠久君も将来、やりたい仕事が決まっている中で、今年からの大学4年間を極真の一般選手権大会で競技選手としての向上を目指そうとしている。
雨宮伶空君も、それこそ将来の国の為にと立派に羽ばたいていくつもりでいる訳で。
幼い頃から、彼らを見てきただけに感慨深いというか、今現在にして知り合った間柄ではない為、幼かった頃の彼らの様子が頭の中で、常にリンクしている中での付き合いでもあるから。
過去、生徒達の中でおそらく俺に一番、イジられ続けてきた雨宮伶空君。
彼が道場を出る間際まで、12年前からのイジリを伶空君に投げ掛けながら。
幼い頃の、まんまのリアクションで応じてくれた。
【(先生に)イジられ続けて、既に僕がケンちゃん(一つ歳上の荒木拳三君)を超えてますよ…】と、伶空君が苦笑いで話してくれた。
賢くて明るい性格で、凄く素直なのが昔からの雨宮伶空君。
これまでの極真空手が、今後も必ず彼の人生に役立つはずだ。
今後も本当に応援している。
2022/2/22
