2022/2/17。【木曜日少年部クラス/一般部クラス】【生徒達に指導する事の意味】

〈木曜日少年部クラス〉

型試合、昇級審査に向けて。

浅野目大地君、素晴らしいヤル気と気合いと、しっかりとした大きな返事、周りを引っ張る明るさを発していた。

性格も良いし凄く明るい。

極真空手を通じての一人一人の成長と、彼らの次の課題、彼らの長所を全て把握している。

皆それぞれに良い部分が本当に沢山ある。

彼らの将来に、必ず役立つ物とさせてあげる事。

昨日の稽古の疲労もあり、今日は稽古をするべきか休むかを迷ってはいたもの、結局は一人でサンドバッグで打ち込みと追い込み。

後半は一般部クラスで生徒達と一緒にウエイトトレーニングまで。

稽古は仕事と同じ感覚と、まさに習慣と積み重ねでしかない。

〈木曜日夜/一般部クラス〉

二宮さん、星野悠久君が稽古に参加した。

【二宮さんにしても、悠久にしても仮に今日、一人で道場稽古に来たとしても、それぞれにしっかりと真剣に稽古をしていたはずだけど、二人が同じ日に稽古に参加する事により、そこに生まれる、新たな気付きや稽古の積み重ねが確実にあるよ】と。

彼らの今後の更なる経験値となるように。

他、二人に多くの話をしながら。

基本稽古、移動稽古もしっかりと。

後半は、二人ともサンドバッグでの追い込み稽古。

二宮さん、日に日に伸びているし、元より誰よりも極真空手を愛している人が、本気になれる環境にある事を、本人が改めてそこに気付いたというところだと思う。

深い部分で感じ取り、生徒達の本来の力や可能性を長い目で引き出してあげる事。

子供達も中高生も大人達も、そこは同じ。

最近の稽古の積み重ねを通じて、いざ、こんなにやれるのだという事に、二宮さん自身が驚いているとの事だけど、何十年と継続し続けている事が正に、二宮さんの持つ一つの大きな才能なんだと思う。

二人は自らの意志で道場へと足を運んでくれている訳で、大人になり今時期のリスキーな状況の中で、ましてや真冬のこの寒さの中で、それを継続が出来るかという部分で考えると、二人の努力の積み重ねの凄さや情熱は一目瞭然に分かる物だなと。

星野君は今日、埼玉県の自宅から自転車に乗り、この寒さの中で、片道45分を掛けて一人で道場に足を運んで来た事を、一般部クラス稽古後の掃除を終えた後、夜10時過ぎの帰る間際に話していた。

そういう部分での、彼の極真空手に対する気持ちと情熱と努力を決して見逃さないし、自分自身に置き換えて、考えられる物だなと直ぐに感じた事。

俺自身が稽古をしないでいて、今日の気持ちで彼らに何を教えられたのか?と、本気で感じたし、疲れていても自分自身の稽古を積み重ねていて当たり前に正解だったとなと、彼らを感じながら痛感していた。

ただ体を休めたままでいたのなら、それはそれかも知れないが、今日の彼らに、幾つもの話を真剣に語り掛けられていないかも知れないし、結局は、自分自身の心の稽古の積み重ねでしかないなと毎度の事ながら感じられた。

何を伝えていけるかだし、自分自身が何を学び、残された人生の糧として勉強していけるか、何を継続が出来るかだと染み染みと、俺自身が感じているから。