〈日曜日午前/少年部クラス〉

年内最後の少年部クラス。

前半は子供達と戯れた。
【近い…近い近い、3密よ…】と、彼らに声掛けながら。
蜜は促しはするもの、子供達に囲まれると心が温かくなる。
癒しというか。


高学年黄色帯の山崎心音君、久保太陽君が【一発芸】で、後輩達を盛り上げてくれた。
さすが、黄色帯男子の先輩達だなといったところ。
大勢の人達の前で何か芸をやるという事は、勝負度胸の部分に当て嵌まる物で、昔から生徒達には、堂々と自信を持ってやるようにと話している。
これをやれてしまう男子達は実際に凄くカッコいいし、人としても益々魅力的な存在になれるから。
二人ともそれぞれのキャラが際立っていてとても面白かったし、俺が一番ウケたかも知れない。
【マル◯リータ!!×4〜6】かなり笑った。
【先生、ブログに書かないで下さい…】と、苦笑いの◯◯君。
むしろ褒め言葉でしかないし、自分の生徒達の面白さは皆に自慢したい。


さんざんフィジカルトレーニングした後、最後に更に基本稽古まで。
疲れていたにも関わらず、すげー気合いだ。
稽古の合間と最後に、彼らに大事な話をしながら。
彼らが多くの事を学びながら、高まれる場となるように。
そういう物を心に響かせてあげなければいけないし、空手の指導は自分自身の事として真剣に。

年内最後の少年部クラスが終了した。
御挨拶に来て下さったり、差し入れを頂いたり、LINEを頂いたりと、いつも子供達を道場に任せて頂いている、彼らの親御さんには、常に感謝の気持ちを感じながら。

皆が帰宅後、彼女達が道場内の今週の諸々の後片付けの手伝いをしてくれた。
こういう部分での団結力は、男子達よりも彼女達の方が遥かに得意で、楽しみながらも一生懸命に協力してくれる。
後片付け後は昼の一時頃まで、ひたすら楽しんでいた彼女達。
中学生の大舘杏紀さんの【◯◯の◯◯◯さんの物真似】が、後輩達にめっちゃウケていたけど、本当に似過ぎていて俺もまた爆笑してしまい。
【杏紀さん!それ、一発芸でやれるし、マジでめっちゃ面白いぞ!さっき、後輩達の前でやってくれたら良かったのに!】と、彼女に。
リクエストすると、何回も何回もやってくれた。
似てる…
【似てますか?ミットが無いと出来ないですね!】と、爽やかな笑顔で杏紀さんが。
そんな彼女達だが、帰り際には永吉美優さんの写真を見ながら、皆でひたすら盛り上がっていた。
【カッコいい!!めっちゃ可愛いし本当に綺麗!美優先輩に会いたい!】と、彼女達。(ずっと言っていた)
年末年始の道場休館を寂しがってもいた。

〈日曜日夜/一般部選手稽古〉
金久保、多田君、神代さん、中城さん、荒井翔大郎君の5人で、年内最後の選手稽古として行った。






シャドーと、組手稽古のみ。
組手稽古は、2分×24ラウンド程を全員で。
中学生の荒井翔大郎君とは、スパーリングで手合わせをしながら。
【黒帯の大人の先輩達と稽古が出来る事や今日の稽古が、翔大郎の今後の自信になるよ】と、彼に話しながら。
一人だけ中学生で、彼は少し緊張しながらも先輩達を相手に、最後まで一生懸命に稽古に取り組んだ荒井翔大郎君。(中学2年生)
多田君、神代さん、中城さんとは、ガチの組手稽古で手合わせをした。
【心身を鍛える】
【男として強くなりたい、強く有りたい】
同じ目的や価値観の元、極真空手を通じて、心身共に互いに全力でぶつかり合える仲間達がいる事に本当に感謝の気持ちで。
神代さん、中城さんは【2022極真祭/ 全日本壮年空手道選手権大会】への出場を決意している。
今日は、2021年最後の一般部クラスでの稽古になると思い、昨夜から皆と一緒に稽古に参加して、組手で手合わせをしたいと考えていた。
神代さん、中城さんも参加するだろうと事前に感じていたから。
足首の脱臼後、2週間後の組手稽古となったが、まだ慎重に庇いながらではあるものの、悪化もせずにしっかりと稽古を終えられて凄く安心した。
昨日の走り込みや、ウエイトトレーニングをクリアしていた為、今日もやれるだろうと自分を鼓舞しながら稽古に参加した。
まだ痛みと腫れもあるが、あとは無事に治っていく兆しが見えた事、また何よりも、皆との大事な稽古を無事に終えられた事をとても嬉しく思いながら。
幸せだなって。
稽古後、皆で掃除をして終了。
【今年の纏めは、◯◯◯は◯ッ◯◯、俺は◯◯◯◯】と、多田君に話しながら。
俺の本当にくだらない話にも、いつも笑顔で明るく真剣に受け答えをしてくれる多田君には本当に常に感謝。
◯◯:◯◯
◯◯。
◯◯の◯◯。
幸せ。