15:00〜17:30少年部昇級審査会。
〈太田涼介君、久保太陽君、小林祐大君、煤賀南羽さん、杉本昊士朗君、儀保結菜さん、小杉龍煌君、布田飛翔君、内野誠臣君、赤城瑠唯君、煤賀昂誠君、入澤泉樹君の12名が受審〉
礼法、立ち方、基本、移動、型、体力、柔軟、受け返し、スパーリング、組手審査までを2時間以上を通しで行った。
昇級審査会なだけに、厳粛な雰囲気の中で一人一人の内容を審査した。




気合い、返事に関しては、白帯の幼年部達がやはり良い。
幼年部達の気合いの大きさと比較すると、先輩達の方が明らかに劣ってしまうのは、やはり違くて、本来は逆でなくてはならないよと。
年齢と共に経験を重ねて、そこから来る緊張や慣れも知り、高学年からの成長過程の中で、逆に声が出なくなってしまう、出したくないという事は場面により実際に多々あるが、本来はそれではダメだよと。
中には常にきちんと怠り無く、声を発する事が出来て、更に意識を高めていける少年部や中学生も稀にいる。(少年部の中であれば、和気清大君あたりが、日頃から後輩達や仲間達の中でもダントツで、本当に良いお手本となってくれている)
大きな声で返事をする事、気合いを入れる事。
大きな声を出すという事は、稽古をする上でも、本人のヤル気や意思表示の表れでもあり、自分自身を高める為の大切な要素の一つとなり、大事な稽古の一部分でもある訳だから。
それらも話しながら。
年数を積み重ねてきた先輩達だからこそ、中級者や上級者になるからこそ、そういう部分を忘れたり疎かにしない事を常々に話している。
大事な事であり、その部分も含めて理解していける生徒達は、最終的には自然に茶色帯、黒帯となり、彼らの更なる一生の財産へと繋がっていく物へとなっていけると思う。
昇級審査会にしても、普段の稽古とは違う雰囲気の中での質問の受け答え一つにしても、様々な事を感じ取って貰えたらと思う。
何事も簡単な事ではなくとも、彼らは頭は良いし真面目な子供達ばかりだから、色々と理解をして継続していければ、何をやるにしても一生涯、役立つ物となるはずだから。
日頃から、道場に来たら真面目に稽古をするのは当たり前。
そうでないと、年月を積み重ねていく程に、簡単には昇級審査は受けさせられない物だから。

昇級審査終了後は、先輩達が掃除をしてくれて、それぞれの筆記審査をして終了。
19:30事務処理を終える。
19:40〜稽古。
25:00帰宅。
2020/12/12
