15:00~17:30少年部・昇級審査会。


石井伽月君、西村陸君、池田天君、小林祐大君、磯部秀太君、原環奈ちゃん、煤賀南羽ちゃん、宋華洋君、久保太陽君、佐藤直紀君が受審。
山崎心優ちゃんは、来週に振り替え審査となる。
皆、緊張していたみたいだが、大きな気合い、返事で最後まで頑張った。
宋華洋君、特に返事、気合いも立派だった。
原環奈ちゃん、煤賀南羽ちゃんも徐々に大きな気合いで。

久保太陽君、佐藤直紀君、オレンジ帯(10級審査)となったが、ヤル気もあり、基本稽古も上手になり、大きな気合いも良かった。
黄色帯(6級審査)を受けた磯部秀太君、組手審査でも強さを見せていた。
彼は空手を通じて本当に逞しくなっている。(昨年の支部内初級クラスでは、第4位に初入賞)
池田天君、青帯一本線(7級審査)となる。
行く行くの黄色帯審査に向けて、組手試合挑戦の意向を示していた。
優しい性格の彼は、組手試合には、今までに興味を示さなかったが、センスもあり実際に上達をしている。
彼も道場や仲間を大好きで、組手を苦手でも、稽古には何年も直向きに通ってくれている。
4月には、後輩の華洋君が、組手試合に初めてエントリーした為、先輩の天君も、興味を示していた。
頑張って貰いたい。
試合は緊張もするし、勿論、怖さもあるが、彼ならいつか必ずやれるはずだ。
黄色帯一本線(5級審査)を受けた、西村陸君。


緑帯(4級審査)を受けた、石井伽月君。
彼らは同学年であり、同じ小学校の親友でもある。(二人の組手審査も本当に良かった)
昨年、少年部最後の支部内交流試合で、組手試合での初勝利、初優勝を遂げた石井伽月君。(同大会では【せたひが賞】も受賞)
基本、移動、型も、しっかりと自主トレを積み重ねて立派に仕上げてきた。
二人とも、組手試合以上に緊張していたみたいだが、全てが貴重な経験で、それを知り、感じる事に意味がある。
今年は4月から、新中学生になる二人だが是非、空手を続けてみて貰いたい。
御手本となる、今の中学生の先輩達が沢山いる事も有り難い。
4月には、初の特選クラスへと挑む予定の石井伽月君。
『一生懸命に稽古を積み重ねて、全力でやればいいよ、試合の勝ち負けの入賞結果だけが目的では無い訳だけど、勝っても負けても、やはり、必ず得る物はあるから…やるからには、勿論、勝つ為に必死にやらないといけないけど、一生懸命にやり、仮に負けてしまったとしても…そこには、緊張や恐怖が伴う訳だし、挑戦した者にしか解らない部分な訳だし、一生懸命に準備をして全力で戦って、負けるなら仕方がないし、負けたとしても、必ず次に繋がる為の意味のある物となるよ、自分自身を高めるつもりでやれば良いよ』
そんな話を彼にしながら。
幼少期から7年以上、空手を続けてきた彼だが、今に至るまでの、彼なりの複雑な気持ちを話してくれた。
昨年の支部内交流試合で、初優勝を遂げた彼だが、彼は何度も何度も、組手試合に挑戦しながらも…7年間近くを、全て一回戦敗退しか無かったが、諦めずに前向きに継続していたら…昨年(2017年支部内交流試合)では、圧倒的な勢いで3試合を戦い抜き、見事に優勝を果たした。
本当に感動した。
勝ち負けだけでない。
一つの事を諦めずに、前向きに継続する事。
勝負の世界では当然、勝敗結果にも拘るべきだが、それまでに直向きに積み重ねてきた努力や志しは本当に意味があり価値がある。
また、彼らしい戦いぶりと直向きさを後輩達に伝えて貰えたらと思う。

少年部昇級審査会後には、石井伽月君、西村陸君、池田天君、磯部秀太君、小林祐大君が、明日の一般部審査会に向けて、道場を綺麗に掃除してくれた。
本当に有り難い。
