数人の生徒達と、虫籠の土を交換しながら。
昨年の夏から、冬越しに成功した数匹のクワガタと、逃がし漏れのカブトムシの幼虫1匹が土の中から出てきた。
【コクワガタ】は冬を越す為、虫籠の中に残して、カブトムシの幼虫達(約70匹弱)を昨年秋に逃がしたが…当時、小さ過ぎて見付からなかった幼虫の1匹だけが残されて、更には成長していた。
他に朽ち木の中には、ノコギリクワガタの幼虫が育っていた。(予定外のそれは少し嬉しかったが…もうじき蛹になるかな)
昆虫は育てるのも楽しいが、基本的には、自然界の成虫を捕まえる方が、遥かに楽しい。
話が逸れたが、クワガタや、カブトムシの幼虫を観て 興奮ぎみの子供達。
もうじき、俺も毎日【眠れぬ森の○○】状態になる。
『…ここから、どうすれば(結べば)いんですかぁ…』と、圭太君が 眉間にシワを寄せながら、一人で困っていた…
すると…海斗君が彼に近寄り、優しく話し掛けながら紐を結んであげていた。
その後…今日は井上海斗君(5年生)が、後輩達をリードしながら、水分補給や整列の呼び掛けをしてくれた。




