湊さんと、二人で稽古…と、思いきや…
白帯中学生の昌也君が、間違えて稽古に来ました。
先輩や先生の稽古だからと、ハッとして、帰ろうとする彼でしたが…
一緒に稽古して帰りなさいと話すと、『押忍!』と、喜んでいた。
最後まで、諦めずに必死に稽古をしてくれました。 (シャドー、スパーリング、組手、受けの稽古、帯引きダッシュ、補強稽古、ウエイトトレーニングまで)
キツかったみたいですが、『勉強になりました! 充実感があり、気持ち良いです!来て良かったです』と話してくれた。
今まで、何もスポーツや、武道の経験がない中、極真空手を習いに来てくれたので、本当に続けて貰いたいなと思います。
素直で、純粋な中学2年生の男の子です。
伝えた事は、きちんと理解してくれて、素早く一生懸命に行動してくれます。
昔は中高生から、未経験で、極真空手を始めるのも当たり前だった訳です。
今の時代でも、努力次第では、確実に階段を上っていけるという事を伝えてあげられたらと思います。
継続してくれたら、いつ何時、空手を始めた人でも、誰でも変わっていけます。
稽古は時に、厳しい物です。
痛みを知り、厳しさを知り、弱さを知り、様々な事を知れます。
自分自身も、小学生の頃に、極真空手の昇級審査会で、中学生と組手を組まされて、素手素足で、ボコボコにやられた記憶があります。
当時は少年部も、サポーター等はありませんでした。
頑張ったけど、痛かったし、虚しくて、悔しかった記憶があります。
【一生懸命に沢山、稽古をしなければ、痛いし、厳しい世界なんだな…】
子供ながらに、それを感じた記憶があります。
埼玉県 西川口駅近くの繁華街で行われた、祭りでの演武の際に、当時の道場の茶色帯や、黒帯の先輩達の激しい演武は、本当に凄いと、感極まった記憶があります。
自分は基本稽古と、皆との整列をして、大人の先輩方の激しい演武に、ひたすら目を丸くさせていた。
ただ、当時の極真空手を、子供ながらに多少なりとも感じられた事は今でも、やはり宝だなとは思う。(大人達との、道場夏合宿は色々、楽しかった記憶がある…2泊か、3泊の合宿だったと思う…海辺に並ぶ、民宿的な宿で、海辺の砂だらけに塗れた布団で毎日、皆で雑魚寝の合宿だった)
24:00 事務仕事を終える。
25:00食事。


