


宇津木海斗君、せたひがラリー3枚目に。
人に優しくて温厚な性格ですが、我慢強く粘り強い。
強くなる為にコツコツ、続けてくれています。
厳しい稽古にも、決して弱音を見せない事や、組手ではパワフルな突き技を使いこなし、打たれ強さもあります。
彼も現在の6年生の特選クラスで戦ってきました。
三茶からは、航君が出稽古に来ました。
空手に対する姿勢や取り組み方も偉いなと思います。
今年初の東大和稽古の為、道場へ来る前から緊張していたそうですが、最後まで頑張りました。
彼の良い部分は言われた事を、稽古の中で、真剣に取り入れる素直さです。
この数年間の間に、厳しさに揉まれながらも、沢山の事を吸収しています。
生徒達は皆、各々に極真空手を好きみたいですが、長く続けて貰いたいです。
石井カヅキ君、土曜日の彼には凄く感動しました。
稽古に来れば、厳しかろうとも、彼は一生懸命に何でも頑張ります。
彼は一番最後の組手で、先輩が放った左中段廻し蹴りで、右の脇腹を蹴られて悶絶しました…
最後の最後数秒間の出来事なので、苦しむ彼のヘッドガードを外して呼吸をさせると…
なんと彼は腹部への打撃による悶絶状態の中で唸りながらも、ヘッドガードを再度、被ろうと探して手に取り、立ち上がろうとしました。
本当に苦しい局面でしたので、『よく頑張ったな…偉いな…凄いぞ、良いから休め、もう終わりだから…』と話し掛け、彼を止めました。
【意識がある限り、立ち上がろうと試みる姿】【まだ戦うんだ】という気迫を彼から感じ取れました。
あれは長年、諦めずに積み重ねてきた彼だからこそ、染み付いていた【心】であり、彼の強さでもあります。
彼は組手試合では、まだ勝利を得られてはいませんが、前向きに頑張っていますし、必ず形として成果が出る時が来ると思います。
ただの勝ち負けだけが全てではないですし、空手を好きで、苦手な部分と向き合い、諦めずに挑戦する心がある事が素晴らしいです。
自分の指導している事が、彼に染み付いている事が嬉しかったです。
継続する気持ちの中で培った、今の彼の本来の強さの部分を垣間見ました。
彼に限らず、一つの事を長く一生懸命に続けていく事で得られる、大切な部分があるのだと自分は思います。
自分が子供達に教えてあげたい一番の核の部分です。
土曜日、最初のクラスで体験に来てくれたK君、凄い頑張りでした。
体力があるだけに、高いレベルで、先輩達と一緒にフィジカル稽古をこなしてしまいました。
素直ですし、是非、また道場へ来て貰いたいなと思いました。
体験に来て見学をして頂いた方々も有り難うございました。
