本当に苦しそうに、笑い転げるローレンス君。
彼のツボは、拳三君の【アンパンマン】の声が本物に似過ぎていた事。
自分が『に…似ている…』と、ゲラゲラ笑いながら話すと…。
『マジに、アンパンマンの声だったな…』と話すと…ローレンス君が更に笑い転げる。
沢山の生徒達が挑戦した【おもばかバトル】
決勝戦に勝ち上がり、一年ぶりに再び、対決した両者。
【一発芸】と、【御笑いバトル】を圧倒的な強さで、次々に勝ち上がる川内翔太朗君。(○○の型、炸裂…)
対するは昨年、優勝者の拳三君も、磐石の面白さで勝ち上がる。
二人が前に出ると、お喋りを辞めて、皆が静まり返る…
決勝戦、まさに一進一退の凄いバトルだった…
五分五分を繰り返して、二回目の延長戦へ。
皆、彼らの持ちネタに、笑い疲れていた…
彼らの【ネタ】は、にらめっこや、我慢比べの、レベルではなく、ドラマであり、会話であり、魂のぶつけ合いに相当します。
自分も笑い過ぎて、汗をかきながらも、本当に五分五分の面白さなので、延長を繰り返し、促しながらも、最後に一気に畳み掛けて、優勢に見えた拳三君に軍配。
再延長戦3-2で、拳三君が連覇を達成した。(彼にビッグな御菓子を贈呈)
対戦相手の死角に度々、動きながらも、観客を笑わせながら、自らに勝利を引き寄せる戦術も当たり前に行う豊富な運動量。
【才能だな…】と、思うばかりでしたが、自分が一番、ウケていたかも知れない。
ローレンス君の様子を観ながら、更にウケていた。
【王者 拳三】VS【次世代の御笑いのエース翔太朗】の激闘だった。
にらめっこに耐える…笑うと負けよ… そんなレベルでは無かった…
まさに御笑い芸人に相当する、レベルかと思います。
凄かったな。
本当に。
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