上級受審が少ないせいか、いつもより早めに終わりました。
審査を受けない生徒達3名程が、間違えて稽古に来たので、審査の雰囲気を感じさせる為に、皆と一緒に並ばせました。
まだ入会して間もない、天君は、きちんと道着を来て、わざわざ審査を見学に来てくれました。(見学をしたかったと話してくれましたが、彼も経験の為に稽古に混ぜました)
基本、移動、型、組手、補強、柔軟、筆記審査まで。
全員、一生懸命に取り組んでくれました。
かなり緊張している生徒達が沢山いました。
審査は皆、緊張するようです。
審査で皆が一番、力を発揮するのが、補強審査と組手審査なんです。
日頃の稽古の成果が無意識に出る、これらの審査には皆、本当にイキイキとしています。
それは東大和道場のカラーでもあります。
沢山、稽古に来ている生徒達程、色々な意味で確実に強くなります。
また、そうさせる事が自分の仕事でもあります。
以前に、道場を退会したいと話しをしに来た、生徒を辞めないように説得して空手を続けさせました。(踏ん張らないと子供達は、いつ、才能を開花するか解らないので、自分はいつも簡単には辞めて貰いたくないなと、本人の気持ちを聞いたり、話をします)
今では彼は、組手試合も経験して、初の試合で3回戦まで勝ち上がり、日頃から、道場では常にヤル気満々です。
話の聞き方、挨拶、気合い、集中力、礼儀の部分は、少年部でも常に一番を争う程、立派です。
彼は今では組手は正直、得意としていますし、打たれ強さを増して、色々な経験を積みながら、日に日に強くなっています。
…あの時に空手を辞めていたら…今の勇ましい彼の姿はありません。
彼、これから益々強くなるはずです。
他にも似た様な例を乗り越えて、強くなった生徒達は過去にも多数います。
人により、向き不向きは勿論あるかと自分も思います。
仮に不器用でも、空手を好きなら、それは素晴らしい事です。
磨けば光る原石が、一時的な感情により、簡単に諦めて辞めてしまう事程、勿体無い物はないです。
期間を決めてでも、何事も、一度やると決めた事は、先ずは一生懸命に続けてみる事。(何年も積み重ねてみないと、何も解らず、発展もしないからです)
今の少年部達、これからの少年部達の親御さん方にも、その部分は理解して頂けたらと願うばかりです。
踏ん張り所に耐えて続けたり、様々な運もあるかと思いますが、何かの拍子に凄い才能を開花する可能性は子供達、全員にあります。
空手だけで考えさせて頂くと、そんな生徒達が、気付いたら将来、日本を代表するような選手になっていたり、極真空手の歴史に名を残す様な逸材へと成長したりするのではないでしょうか。
上手く纏まらないですが。
審査会自体は毎回、厳粛にしながらも、皆の良い所を沢山観る事が出来ます。
久しぶりに来た悠翔君、礼儀や志も、しっかりしてきています。
諦めずに継続して来た生徒の一人でもありますが、今後も稽古を沢山積めば積む程、強くなる生徒でもあります。
彼は来週、富士山杯へ挑みます。
智真君、とにかく明るいです。
彼も空手を大好きです。
少年部の審査会に見学に来られた御父兄の皆様方もお疲れ様でした。
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