水曜日少年部1。【継続の意味】

   
    
 
今日の少年部2クラス。 

休みの日に、少年部達が稽古に来てくれました。

2クラス連続参加の生徒達、特にキツい稽古だったかと思います。 

2クラス目では久しぶりに【新・地獄のミット】プラス【地獄の中段廻し蹴り】のミット稽古をひたすら行いました。

三茶から出稽古に来てくれた航君、キツそうでしたが、頑張りました。 

いつも皆に『じゃあ、今から【天国の中段】やろう』と話すと。

『…天国も地獄も、先生のは、結局一緒だから、どちらでも良いです…』と、言われてしまう事も。

最初のクラスはスパーリング、組手を中心に。 

嵩人君、最近また強くなっています。

既に、6年生特選メンバー達とも試合や、組手を真剣勝負しています。

【押し相撲】も、今日は大きな6年生よりも更に強かった。(彼は現在、まだ4年生です)

来年以降は関東大会、国際大会でも、本気で優勝を狙える逸材です。 

楽しみです。

元輝君も、益々パワフルになり、強いです。 

10月の支部内特選では【6年生最強決定戦】でも優勝候補の一角になるかと思います。(前回は特選第3位)

緑帯になり、自信を付けて【自覚】をテーマに日々、頑張っています。

補強等の基礎体力は、道場少年部の中でも1位、2位を争う程、本当に凄い。

悠翔君、2クラスを、凄いスタミナで頑張りました。 

彼は、これから更に強くなります。

最近、以前よりも心身ともに逞しくなり、組手は実際に強くなっています。

5年前、いつも泣いていて、道場で一番、小さかった白帯の幼年部の彼が、空手を続けてくれて、現在、あんなに逞しくなっている事が本当に凄い事で嬉しいです。

諦めずに、よく続けてくれたなと思うばかりです。

皆、長く続けていたら必ず変わります。 

自分が子供達に教えている空手は、試合に勝つ為だけや、組手を強くする為だけの物ではありません。

長く続けていないと、見えてこない楽しさや充実感も実際にあります。

何かを得ようとしたり、変わろうとしたり、強くなる為には、それなりに辛さや、自らの弱さとも向き合わないと、変化や、その先が見えてこないと自分は思います。 

自分が生徒達に教えたいのは、そんな不屈の粘り強さや、根気強さです。

組手の試合に出ると決めたら、やはり稽古は一生懸命にやり、自主トレもする、稽古回数を増やす、それは当然しなくてはなりません。

弱さと向き合い、一生懸命に稽古を積み重ねたら、後は、その時なりに必死に戦えば良いと自分は常に皆に話しています。 

性格が穏和で、本来は人を叩いたり、叩かれたりを好きでない生徒達も実際にいます。 

ただ、彼らも強くなる為には、苦手な事に立ち向かわないといけないと感じて、試合に挑んだりする事も実際に沢山あります。(それは本当に凄い勇気で、勝っても負けても、それをクリアしたら、やはり真剣に褒めてあげないといけない部分です)

子供達も勝ち負けを通して、色々な事を感じて、実際にまた成長をしていきます。

意味の無い物は、一つも無いです。  

後は、ひたすら一生懸命に続けてみるだけです。 

オレンジ帯を取得した、ユウジン君。

スパーリングも頑張っていました。 

来年は組手試合にも挑戦させてあげたいです。