金曜日少年部。【タイへ】

   
 
6月 7月と、2ヶ月のみの入会だった貴仁君。 

5月下旬から東大和道場へ、体験に来て稽古をしました。  

お母さんは、初めて体験する東大和道場の稽古に驚きの様子でした。 

体験をした貴仁君、本人は今までに無いキツさを体感して、不安な様子がありました。(お母さんは、東大和道場の生徒達のレベルの高さに驚いていました) 

彼はタイに在住で、長い夏休みの間だけ日本に来ていました。 

タイでは、空手やキックボクシングも続けて来た彼ですが、体験の時にもスタミナがあり、最後まで頑張りました。 

翌日、お母さんから連絡があり、是非、東大和道場で稽古をして、自信を付けて、タイに帰りたいと御話をして頂きました。 

2ヶ月、殆ど毎日、稽古に来ていた彼ですが、日に日に逞しくなっていく様子がありました。 

最初は気合いの声も、なかなか出ませんでしたが、気付くと、誰よりも必死に凄まじい気合いを発して稽古をしていました。 

この2ヶ月で、本当に強く成長しました。

小学1年生の彼は、東大和での厳しい稽古に、時には泣いてしまう事もありました。

稽古を繰り返す内に、泣かなくなり、東大和の仲間達と、同じ表情をするようになっていました。 

凄く明るくて真面目な生徒で、自分も彼に会うのが楽しみでした。 

彼は一応 、今日で最後の東大和での稽古となりました。 

きちんと皆に挨拶をしてくれました。

彼は、タイに帰ってもまた格闘技をやりたいらしいです。

明るい性格の彼ですが、また一生懸命やるのだなと思います。 

また来年以降、会えるかも知れないなと思いました。 

東大和道場での厳しい空手の稽古で鍛えた心で、今後も【他の色々な事に生かして欲しい】という話を彼にしました。

体験に来てくれた時の彼の、お母さんが彼に言い聞かせていた… 

『ここで自信を付けて、タイに帰ろう!貴仁』という言葉を思い出していました。 

貴仁、タイに帰っても明るく一生懸命に頑張れ。

2か月間、ありがとう。