少年部での6年間。

(null)

昨日の稽古後、いつもよりテンションが高かった子供達。(多分、今日が祝日で休みだったから)

あれだけ元気に稽古をしたら、翌日の学校も習い事も休みなのは本当に爽快だろうなと思いました。

Cちゃんが飼っているカメの○○ちゃんの話を聞かせてくれました。(カメの名前を忘れてしまった…マメちゃん?だったかな…)

『皆の日頃の努力の成果が、稽古での今の素晴らしい様子に現れている事』

『日頃から一生懸命に努力をして鍛えた、心・技・体をここで御互いにぶつけ合える事は本当に幸せな事』

『ここでの稽古が自信となり、その人の日頃の生活での雰囲気にも、極限に緊張した試合の舞台でも自然に現れてくるよ』

そんな話をしました。

小学生の間での時間は本当に貴重です。

あっという間に過ぎ去ってしまいます。

あと1ヶ月ちょっとで拳三君が少年部を卒業します。

彼にそれを伝えると『ああ…そっかぁ』と、少し寂しそうにしていました。

天真爛漫な明るいキャラクターで、少年部を毎年、ひたすら盛り上げてきた彼ですが、少年部の後輩達へも、色々な意味でも多大な貢献をしてくれてきました。

昨年1年間の怒濤の活躍は目に新しいですが、彼の明るさや、直向きさが滲み出た少年部生活の集大成でした。

今年4月からは中学生になり、新しい学校生活と、空手でのクラス稽古は一般部に移行します。

中高生での活躍も期待したいです。 (4月には新中学1年生として国際大会に挑みます)

今の少年部の凄まじい稽古量や、日頃の仲間達との兄弟姉妹の様な、楽しい気持ちはまさに少年部で培う宝物です。

皆には【今この瞬間を大事にして貰いたい】なと、つくづく感じます。

勝負の世界で日頃から切磋琢磨している子供達は、やはり何かが明らかに違います。

それは やはり常に自分自身と向き合う場面に直面して、乗り越える事を繰返している毎日だからに他ならないなと自分は思います。

今の低学年や幼年部達も、いずれ今の先輩達のように成長していけます。

焦らず、ひたすら一生懸命に続ける事。

空手を好きでいる事。

それのみです。