2クラスともに皆素晴らしかったです。
東大和道場では稽古の中で常に先輩後輩の絆を自然に育めます。
幼年から高学年までを一緒に稽古をさせています。
先輩達へは後輩達や、幼い幼年部達に対しても優しい気持ちを学んで貰いたい気持ちがあります。
また、後輩達には強く頼りがいのある先輩達に接して、厳しさや強さを間近に感じて貰い、御手本にして貰えたらと考えています。
それが今の東大和道場の少年部達が全員、仲良しで深い絆を築けている秘訣でもあります。
男子達は時には喧嘩もありますが、激しく取っ組み合いや殴り合いの喧嘩をしても、翌日からは空手を通じてまた仲良しに戻ります。(そんな事があった時には、きちんと御互いに謝り、握手をして仲直りをさせます)
幼年部達が時に、トイレに間に合わない場合等も、過去に同じ経験をしてきた先輩達が全て掃除を当たり前にしてくれたりします。
『僕も昔漏らした事があるから』
笑顔で後輩を優しく慰めたりも当たり前に出来ますし、決して、人をバカにしたりもしません。
彼らは厳しい稽古の中で痛みを知り、手加減を知り、御互いの距離感を知り、絆を深めて優しさを学びます。
気が付いたら、小学校の仲間達以上の絆を深めさせる。
親友よりも、もっと兄弟的な感情に近い様子があり、それに似ています。
今年4月から新6年生になる杉浦翔君。
現在、凄まじい強さです。
昨年の荒木拳三君の役割を、今年は彼にして貰いたいです。
翔君の圧倒的な存在感と、拳三君に続く激しい強さとポテンシャル。(組手では超ガチンコで、1学年上の拳三君とも常に激しく打ち合えます)
激しいパワーと躍動感と果てしないスタミナ。
彼も昨年は国際大会では入賞を目前に迫る内容でのベスト8。
今年は優勝を目指しています。(彼の学年の国際大会王者達とも毎回、翔君は延長戦にもつれる一進一退の試合を繰り広げてきました)
今年は翔君に殻を破って貰い、トップ選手へと華開いて貰いたいです。
拳三君は昨年も今年も、6年生は、彼一人で東大和の少年部の後輩達を引っ張り盛り上げながら、組手試合では全国で、拳三旋風を巻き起こしてきました。(6年生で拳三君の次に続いてきたのは、センス抜群のまさに天才の優希哉君。元城西カップ王者)
杉浦翔君(現在は5年生)の学年は、強豪の仲間達が東大和道場で沢山揃っています。
組手の強さでは翔君が現在は、頭一つ抜けてはいますが、他の仲間達も各大会で確実に結果を残してきています。
彼らの学年は支部内の特撰クラスでも全員が優勝、入賞を繰り返していて、地方大会や、関東大会、全日本大会、国際大会へと躍進を繰り返してきています。
彼らの学年は今年の1年間で更に激しい稽古を繰り返し、御互いに切磋琢磨しながらも、誰が最初に突き抜けるか解らない様子もあります。
楽しみな逸材達ばかりです。
全てを含めてそれが今の東大和道場です。
『ちょっと待て、ちょっと待て、おにーさん!』お笑い芸人の、このフレーズ、少年部達の間で流行っています。
子供達は本当に面白い。
沢山、笑わせてくれます。


