〈土曜日少年部最初のクラス〉

幼年部の後輩達に、歳上の先輩達が一緒にペアを組んでくれながらも多くの内容で稽古をした。
幼い子供達には、少しずつ少しずつ集中力を身に付けさせてあげる事を念頭に指導をしている。
体力自体は一番分かりやすく向上はさせられるから、先ず大事にしているのは集中力や、何かを我慢する事の心のスタミナと持続力。
毎週、ほんの少しずつの成長で全然OK。
〈以下、土曜日少年部2クラス目〉

4月24日の支部内組手交流試合の申し込みを開始した。
対人稽古をひたすら。
厳しい組手稽古をメインとして。
稽古後の彼らには大事な話をした。
皆、本当に頑張っていた。
先輩後輩、互いを通じて心身鍛錬をしていく事。
彼らが行っている事は本当に立派な物だし、将来必ず役立つ物を、日々の稽古を通じて積み重ねている。
彼らが中高生になる頃にも、勿論その事を感じ、彼らが実際に大人になった時には更にそれを実感するはずだ。
保証する。

〈土曜日一般部選手稽古〉
金久保、多田君、星野君で稽古した。




打撃の組手稽古と、組み技、寝技の対人稽古をみっちり2時間をメインに。
組手稽古は20ラウンド目あたり以降は数えていない。
対人稽古を終えてからは更に1時間、補強稽古とウエイトトレーニングまでをこなした。
星野君、最後まで本当に必死に頑張っていたし、彼はこの数週間でも実際に実力が伸びている。
今月、高校を無事に卒業したばかりの彼は、来月4月からは大学生となり、今年はいよいよ、極真の一般選手権大会を目指す為の稽古を積み重ねている。
【今日の稽古で体感した事の全てが、今後の肥やしとなり経験値となり、後々の確かな自信へと繋がる物になる】という事を含めて彼に話をした。
身近に多田先輩がいて、一緒に稽古が出来る事も星野君にとってはラッキーだし、東大和道場の彼自身の直々の先輩という事もあり、彼は恵まれている。
俺自身もまだもう少しの間は、星野君の壁となり、稽古相手にもなってあげなければならないと思いながら。
一緒に厳しい稽古を共にしていると、気付かないうちに信頼関係が出来てくる物で、彼の最近の心の成長も実際に感じ取れてもいる。
幼い頃から東大和道場での本当に厳しい稽古で揉まれて来た星野君は、今現在も順調に成長を続けている。
現在25歳の多田君に関しては、少年部時代から接してきた師弟関係も勿論あるが、彼が大人になり、長年、一般選手権での関東大会、東日本大会、全日本大会など、実戦での数多くの同じ大会を同時期に経験してきている事と、生徒の中では一番、稽古を共にしてきているだけに、俺からすれば勿論生徒でもあるが、腹の底を話せる友人に近い存在でもある。
更に幼い頃から接して来た星野君にしても、ようやく大人の舞台へと挑戦していく段階へと成長して来ている事を含めて、実際に嬉しく思う。
まだまだ本当に多くの事を伝えてあげられたらと思うし、それは俺自身の役割りでもあるし勉強でもあるから。
ここ数日、三茶の近藤先生、青木さんとLINEでやり取りをしていたが、彼らといまだに親交があるのは、やはり長年、極真空手で厳しい稽古や試合を共にして来たからこその大事な仲間達だから。
昨夜は永吉美優さんが連絡をくれたけど、彼女に関しても大切な生徒だし、娘みたいな感覚にも近いのかなと思う。
実際のところ、彼女には昔から本当に甘いし、とにかく大事に応援しながら、彼女の成長と成功をひたすら見守りながら接して来た生徒でもある。
美優さんとも、長年の信頼関係から成り立ってきた間柄だから。
俺自身の日々の稽古に関しては、まだまだやれるところまで、とことんやれたらなと寝ても覚めても考えていて。
意味のある毎日を過ごせたら幸せだ。
そういう気持ちや心の部分が稽古を通じて、多田君や星野君にも伝わっていると思う。
