〈水曜日少年部最初のクラス〉

日曜日の型試合に向けて。
補強もフィジカルトレーニングも、型の反復稽古も徹底的に積み重ねた彼ら。
幼年部達をじっくりと、しっかりとさせていく事も仕事。
必ず変わるから。
〈水曜日少年部2クラス目〉

練習型試合を繰り返し行ってからは、厳しいフィジカルトレーニングをひたすら繰り返した彼ら。
彼らの心を明るくさせる事と、彼らの心身を鍛える事が俺の仕事だ。

〈水曜日夜/一般部クラス〉
金久保、神代さん、石河ローレンス君で、選手稽古として行った。
シャドー、ロープトレーニングから。
帯引きトレーニングを終えてからは、今日は打撃の組手稽古は無しとして、ひたすらグラップリングの稽古を繰り返した。(組み技、寝技、関節技を含めて)
ずいぶん前から取り組んできてはいるんだが、攻防に関しても、それぞれに上達しているのが分かる。
神代さんもパワーや体幹の強さも増しているが、何よりも、何の稽古をしても常にアグレッシブで凄くヤル気が伝わってくる人だ。
石河ローレンス君は、多少の柔道経験もあるみたいだが、彼は極真空手の組手のセンスも勿論あるんだが、彼本来が元々持つ地力と体の強さを活かしながら、グラップリングに関してもとても器用にこなしている。
何をやらせても格闘技センスを凄く感じる。
神代さんも、ローレンス君も本当にヘロヘロになるまで頑張っていた。
【稽古の中で、意味のない事は本当に何一つなくて、実際にやっていかなければ何も分からないままの訳だし、俺達は本来、フルコンタクトの極真空手の打撃に関しては、勿論、素人ではない訳だし、これまで積み重ねてきた物があるからこそ、今日の様な稽古にも取り組めている訳だから、それを、それぞれの極真の組手にリンクさせていく事が物凄く重要で、常にイメージを大切にする事と、実際に肉体的にも物凄く鍛えられる稽古にもなり、だけど何よりも結局は、心の稽古として行っている物でしかないから】
稽古後に、二人へと話しながら。
神代さん、ローレンス君も疲れきっていたが、同じ様に充実感や刺激を凄く感じていたみたいだ。
【いやぁ、本当にキツかったです…でも、本当に仕事に活きます!】と、神代さんが染み染みと話していた。
共に稽古が出来る仲間達であり、彼らがいてくれる事に感謝しなければいけない。
確かに疲れた。
稽古と掃除を終えてから、◯◯◯◯へ。
究極の幸せの一つ。
