
サイズ合わせ。
めっちゃ嬉しそうだったな、彼。
今日、全部渡せる予定だったのに。
【脛サポだけ、もうちょっと待っててね】と、彼に伝えた。
約2時間近くの稽古を、本当に真剣に頑張っていた。
今年は是非とも組手試合に挑戦させてあげたいな。
楽しみだな。
〈以下、木曜日少年部クラス〉



型稽古も高い集中力で、丁寧にじっくりと繰り返した彼ら。

基本稽古、補強稽古、フィジカルトレーニング、型稽古、ミット稽古までを約2時間、動きっぱなしというより、とにかく楽しみながらも全力で稽古を積み重ねた彼ら。
物凄い体力とエネルギーだなと、本当に感心してしまう。
あれだけのエネルギーを空手で発散させてあげられる事にも、物凄く意味があるはずで、彼らが中高生や大人になっていく時にも、確実に彼らの生きる手助けとなる物でもあるから。
彼らの心が定まっていくのを見ていて確かに感じ取る事が出来るし、幼い子供達が、あれだけ稽古を積み重ねて、きちんと話を聞きながら、最後にはジッと真っ直ぐに立っていられる様子を見ていると、自分自身の行っている事に確かな意味を感じる事が出来るし、彼らとの時間帯は、自分自身にとっての勉強の日々でもあり、空手の指導自体が常に自分自身の成長にも繋がっているから、彼らにも感謝している。
一人一人を観察しているし、何をさせてあげるべきか、何を語り掛けるかを見極めながら接してはいる。
時に彼らの情報を知れたりも凄く参考にはなるが、実際に毎日接しながら、じっくりと彼らを観察していると、様々な物が見えてきたりもするし、年齢や個人差、一人一人の性格と空手の上達するペースも含め、彼らへの対応も指導の引き出しは常に変化させたり、実際に軌道修正を繰り返してはいる。
彼らにとって価値のある物、意味のある物にすると考えているのと、それが仕事でもあるから。

夜7時から稽古。
サンドバッグでの打ち込みと追い込み稽古。
寒さからか、なかなか解れない体の状態をじっくり感じ取りながら稽古を繰り返した。
終盤ラウンドに差し掛かり、石河ローレンス君が道場へと入ってきた。
8時からは、石河ローレンス君、二宮さんと共に稽古をしながら、彼らにも常に語り掛けながら。
夜10時まで三人でみっちりと稽古を積み重ねた。
自分自身が共に体を動かしながらが一番伝えられる部分があり、実際に伝わり易い部分があると感じながら。

二宮さんは、本当に稽古熱心で前向きで律儀な人でもあり、何よりも、とにかく極真空手を大好きだという気持ちが凄く伝わってくる人。
今年は二宮さん自身が10数年ぶりとなる組手試合にも挑めると良いなと思う。
応援している。
掃除を終えてからは、ローレンス君と話しながら。
今後も、彼の大好きな極真空手を続けていければ良いなと思う。
◯◯:◯◯
◯◯◯◯…
幸せ。
自分自身と向き合い続け空手を通じて、一人でも多くの人々に何かしらの影響を与えられたらと思うばかり。
日々が己の心の修行であり、また、この時代に好きな仕事を出来ている事への感謝の気持ちを実感している事、また忘れない事、あとは出来る事やるべき事を一生懸命にやる事、道を外さない事。
いわゆるコロナ禍?もあるからこそ、心が鍛えられる物ばかりを見付ける事も出来る。
この数年で本当に時代は変化しているし、世界中の人類へと勉強する機会と、物事を考える時間が与えられている訳だから、人々が自分自身と向き合う事をするしかなく、そこを知る事もなく、また感じる事が出来ないままに、ただ弱い自分に負けて自暴自棄になり人生を諦めたり、ましてや他人を巻き込んで身を投げる行為をする多くの事件を知る度に本当に嫌気が差す。
最後の最後に、そんな事をするエネルギーが残っているなら、年齢がいくつになっても、先ずは体を鍛える事を本当にしてみて欲しいし、それをしてしまうのが若者であれば、そうならない様に身近な誰かが、それを真剣に諭したり年月を掛けて愛情を注いであげたりと、きちんと物事を教えてあげて欲しい。
俺自身も過去の人生には、懺悔や後悔と反省は実際に山ほどあり、決して綺麗な人間ではない。
だから今は、本当に真剣に生きようとしてはいる。
何かの失敗自体は、時に誰しもがする事はあるのかも知れないが、だからと言って、そこで人生を諦めたり、ましてや、わざわざ多くの他人を巻き込んでまで自己完結をする物ではないから。
その辺りの価値観には共感のかけらも無いだけに、本当に腹立たしさしかなく。
大人がやるそれらの事件に関しては、既に掛ける言葉すら見当たらない程の論外でもあるが。
最近よく聞く10代の若者達がそれをするのは、周囲の人々からの愛情や、生きる楽しさを感じさせてくれる人々との出会いや縁だったり、幼い頃からの家庭環境であったり、もっと深い部分での何かの要因があったりを感じなくもないが、何とも言えない気持ちにもなり、自分自身に置き換えて考える部分もなくはないが、その時期の、ましてやまだ十代の若者達が、残りの長い人生の全てを投げ出してまでその選択をしてしまうには、やはり一番は肉親からの愛情不足であったり、何かしらの良くない影響が少なからずあるのではないかと感じる。
中にはごく稀なケースもあるにせよ、殆どは自然にはそうはならないからだ。
俺自身も14歳の頃に親元を完全に離れて、年月を過ごして大人にはなった為、それらの重要な部分に関してはよく分かるつもりだ。
話があちこちしたけど、ブログにして、自分の気持ちや思いを書く事には、まだ何かしらの意味があるのかなと考えてはいて、もう少し続けていて良いのかなと思っている。
また、生徒達の事は語りたいし、彼らの事は楽しかったり嬉しかったりすれば、やはり自慢もしたいから。