2021/12/22。【水曜日少年部クラス・一般部クラス】【極真空手/東大和道場】【若者達】

〈水曜日少年部最初のクラス〉

基本稽古をみっちり行った最初の少年部クラス。

後半もみっちりフィジカルトレーニングまで。

物凄いエネルギーだ。

日頃から有り余るあれだけのエネルギーを、空手の稽古で日々これでもかと発散が出来ていなかったらと、逆を考えるだけで心配になってしまう。

子供達は元々がそれだけ元気だという事だし、常に発散していなければいけないという事。

染み染み思う。

子供の頃から中高生、大学生、大人になるまで、その本来の無限のエネルギーに蓋をし続けてしまうと、発散や処理の仕方がまるで分からなくなってしまう物で、心身共に本当に不健全になっていってしまう物だから。

今の世の中、日本でも既にそこが如実に浮き彫りになってきているだけに尚更。

〈以下、水曜日少年部2クラス目〉

こちらも同じく。

長年鍛えている先輩達は、白帯や低学年の幼年部達とは勿論、心技体共に違いもあり落ち着きもあるが、彼らのエネルギーも同じく半端でない。

〈水曜日一般部クラス〉

神代さん、中城さん、丹羽さん、星野悠久君、石河ローレンス君、佐久間一華さん、星野久遠さん、安藤はるかさんが稽古に参加した。

約一年ぶりに稽古に来れた、佐久間一華さん。

昨年からの一年分の空手を堪能するかの如く、全身全霊で稽古に取り組んでいた、一華さん。

終始、本当に輝いていた。

ブランクを全く感じさせないヤル気と覇気に満ち溢れていた。

本当に楽しかったみたいだし、本当に良かった。

来年からは大学受験と将来の進路に向けて更に忙しくなるみたいだが、時には彼女も稽古に参加出来れば良いなと思う。

星野悠久君、石河ローレンス君、男子の若者達も互いを通じて、稽古に取り組みながら。

中城さん、神代さんも絶好調で、丹羽さんも確実に実力がアップしているのが良く分かる。

中でも中城さん、物凄い勢いでこれまでよりも更に強い段階へと突入している。

今では、一時期よりも体重を8キロも絞ったものの、それまでの重かった時期のパワーにも戻しつつも、スタミナは大幅にアップしていて、技のキレと、組手レベルは格段と増し始めてもいる。

来年以降に組手試合への復帰も視野に入るが、いよいよ初の国際大会優勝と、その後の連覇街道にも期待が掛かる。

そのくらいのポテンシャルを持っているのが、中城さんだ。(これまでの国際壮年選手権大会では、3年間連続の入賞を経験しつつも優勝は未経験)

まだまだこれからも、中高生や後輩達からの【強い兄貴】の威厳を保ち続ける事を誓う中城さん。

今日の中城さんは全てにおいて、本当に100点満点の強さと集中力とヤル気を発揮していた。

安藤はるかさんも、成長を続けている。

彼女は大舘杏紀さんの親友でもあるが、性格も明るくて真面目だし、極真空手がとても楽しいみたいで、今も毎日凄く上達している。

空手センスもスタミナも凄くあるし、物怖じしないメンタルの強さも感じる。

高校生の先輩達や、大人の先輩達に囲まれながらも、最後まで本当に一生懸命に稽古に取り組んでいた。

来年は支部内組手試合にも初チャレンジしてみたいとの事で、本当に応援している。

稽古に来たら、意味の無い事は何一つとしてなく、その日の全てが後々の財産となり積み重ねとなる物で、これは子供達も大人達も皆同じ。

日々の稽古や仲間達を通じて、常に自分自身の確認の場とし、厳しい稽古の中では時には痛みを知り己を知り、ひたすら強さを目指して諦めずに継続していく事。

格闘技であり武道である素晴らしさと、極真空手の根っこの部分でもあると思う。

掃除を終えて皆が帰宅後は、星野悠久君、石河ローレンス君には、今後の彼らの空手についての話をした。

もしも本当に極真空手を本気で一般選手としてやるなら、時には何か他の幾つもの欲を捨てたり、目一杯に我慢をしたりの気持ちや覚悟が必ず必要になる。

目指す目標に向けて、期間に限りがあり時間が少なければ少ない程、時に何かを犠牲にしてでも、そこに賭けなければ、ただ何となく時間は簡単に通り過ぎてしまう物だから。

そのあたりも含めて、彼らに話をしながら。