2021/11/13。【土曜日少年部クラス】【一般部選手稽古】【極真空手】【選手経験から培う物】

〈土曜日少年部最初のクラス〉

11月23日(火)の支部内組手交流試合に向けて。

子供達全員が日々、空手を通じて心技体共に成長しているのを感じながら。

一年中を毎日、彼らをみていると本当によくわかる。

彼らに、極真空手の楽しさと心身鍛錬の意味を教えていく事が仕事。

〈以下、土曜日少年部2クラス目〉

2クラス連続参加の生徒達が沢山いた。

これまでよりも一日の稽古量が増えた事により、確かな効果を実感していると話している高学年の先輩達。

一回一回の指導に、本気の気持ちを注ぐ事を大事にしている。

日々、メンバー全員を見渡して一人一人のエネルギーを感じ取る事を大切にしている事と、彼らの目標やモチベーションを常に見極めながら。

一人一人の性格をよく見極め、彼らの一週間の稽古回数、現在の帯の段階と年齢、これまでの空手経験年数を含めた中で、生徒達へ指導する事も大切にしている。

勿論、上手くいく事ばかりではないが、日々、自分自身の勉強でもあるから。

厳しい稽古を繰り返した彼ら。

全員が確実に成長を積み重ねられた事と、一人一人が本当に素晴らしい頑張りだった。

〈土曜日一般部選手稽古〉

多田君と二人で。

中城さん、来るかと思って楽しみにしていたんだけど、忙しいみたいだから。

今日も3時間超えの稽古となった。

連続の組手稽古を繰り返して。

各々でテーマを持ち、自分に厳しく。

稽古は本来、試合よりも遥かにキツくて苦しい思いや場面も多々あるし、常にそこを目的としながらではあるものの、いざ実戦の試合の苦しさとは、苦しさの種類や質は異なる部分があるのも事実で。

極真の実戦の試合において、度重なる延長戦を、二回、三回とフルマックスで打ち合いながらも、これでもかと戦い尽くすと、この世の物とは思えない苦しさを体感する事が時にある。

そんな試合を何度、経験したか本当に分からないが、全てが人生の貴重な財産でもあると自信を持っている。

逆に、延長戦を何度も重ねて体は凄くキツくても、気持ちは楽しいと感じる試合も数々あった。

どちらに関しても、その時々のタイミングや、試合の戦略が上手くいくいかないという事も含め、対戦相手との組手の相性や、その日の自分自身のコンディション、運不運全てが複雑に入り混ざる為、事前に予測する事があまり出来ない。

ただ幾度となく苦しい試合を経験してきて積み上げていると、その辺りの全てを事前に覚悟して試合に挑める様にはなる。

これは実際に経験してみないと、分かる部分ではなくて、生徒達自身が体験してそこまでに経験を積み重ねていかなければ、その先が見える事がない為、事実そこまでへと続けて貰うしか教えようがない部分もあり。

少年部時代を経て、中高生を選手として積み重ねた生徒達は、大学生や社会人になる頃には、一般選手権大会での試合に挑んでいく事になるから、そこまで続けさせるまでに、生徒を一人前の一般選手として育てていく事も、仕事をする上での重要な指導テーマでもある。

多田将太朗君も当然、そこまでを選手として、やり終えているからこその今があり、彼を東大和道場の指導員としてクラスを任せているのも、そういう経験値をクリアしているから。

永吉美優さんに関しては、一般選手権大会では、日本人女子選手初となる前人未到の快挙を幾度となく達成していて、選手としては、それ以上がない境地までに上り詰めた。【2016,2018全日本女子無差別級2連覇優勝/ 2019世界女子ウエイト制大会中量級優勝(日本人女子史上初) / 2019世界女子無差別級優勝(日本人女子史上初)世界大会二冠を達成して、当時21歳の若さで選手生活にピリオドを打ち現役を引退している】

来年から大学生となる、東大和道場の黒帯の一人でもある星野悠久君に、今後の一般選手権大会での活躍を同時に期待している。

多田君との連続組手稽古を終えてからは、共に素手素足での打たせ稽古、サンドバッグでの追い込み稽古、補強稽古、ウエイトトレーニングは、全身メニューを行って終了。

稽古中だけで、3リットル近くの水分補給をした。

稽古後は掃除、ストレッチまでを丁寧に。

生きる事と極真空手の稽古と武道について、多くの大切な話し合いをしながら。

◯◯◯◯行って極楽を味わって、ついでに◯◯してから買い物して、その後、真夜中に晩飯めっちゃ食った。

これでもかと食べないと、日々の稽古で簡単に痩せてしまうし、とても疲労回復しないから。

まさに充実。