稽古前に少年部達が何やら こそこそ。
皆 真剣だった。
ローレンス君が『名前なんて書こうかなぁ…クリスでいいかな!』(彼のミドルネーム?)
ローレンスが、ミドルネームかな。(石河ローレンス・クリス君)
凄く可愛らしい生徒です。
空手歴はまだ2年弱ではありますが、センスは抜群にあります。
2年前に東大和道場に来た頃の彼は日本語はまるで知らなかったんです。
日に日に学習したみたいですが、今では日本語を日本人以上に色々話します。
難しい会話や内容も全て理解して、彼なりの考えを日本語にして話してくれます。
空手の技や理屈やらを、何か質問をすると毎回、必ず一番最初に手を挙げてくれるのも彼です。
彼からの自分への質問や、問い掛けも一番多いかも知れません。
本当に可愛いですが、凄く頭が賢い生徒なんだと感じます。
昨年は試合経験、2大会目となる支部内試合の初級クラスで、青帯ながら黄色帯、緑帯の先輩達を次々に破り準優勝に輝きました。
今年は高橋光鷹君と同じ特選クラスへ、エントリーしています。【特選クラスは関東大会レベルの選手達が集う】
彼は『あー…!光鷹と決勝戦で戦いたい…』と燃えていました。(彼らは同学年で同じ小学校です)
一人一人それぞれに本当に頑張っています。
皆 凄まじい頑張りでした。
わんぱくぶりから、道場以外の日常で顔面を擦りむき、傷だらけだった、オレンジ帯のK君。
擦りむきたてで 左顔半分が腫れていましたが、とことん稽古をしました。
顔を擦りむき、ブルーな様子で道場に来ましたが、稽古や遊びをするうちに満面な笑顔になっていた。
あれでは確かに、ヘッドガードは被れないくらいに痛々しかった。
しばらく傷が残りますが 自分も幼い頃は まさに あんな様子で、いつも擦り傷だらけだったのを思い出しました。
幼稚園の頃に、いたずらをして逃げる際に道に飛び出して、車に跳ね飛ばされたりもありましたし、幼稚園では毎週土曜日の牛乳を飲まないといけない時間が嫌で嫌で仕方なくて、帰りのバスをすっぽかして途中で幼稚園を抜け出して長い距離を勝手に自宅に一人で歩いて帰り、問題になった事もあった。
そういうのも全て男の子の持つ本能に過ぎないですが、幼年部が怪我をして来たりすると昔を思い出します。
自分自身は2歳児からの記憶が全てあります。
その時の自らの感情も毎日も、オムツを付けながらテーブルの下で椅子にしがみ付き、用を達していたのも全て覚えています。
思い出すと色々覚えている。
オムツは抜きに彼らもきっと、今の空手での稽古も後々に全て思い出になるはずです。
■3月21日(土)は祝日の為、道場休館となります。
夜の一般部選手クラスは行います。