5月下旬から東大和道場へ、体験に来て稽古をしました。
お母さんは、初めて体験する東大和道場の稽古に驚きの様子でした。
体験をした貴仁君、本人は今までに無いキツさを体感して、不安な様子がありました。(お母さんは、東大和道場の生徒達のレベルの高さに驚いていました)
彼はタイに在住で、長い夏休みの間だけ日本に来ていました。
タイでは、空手やキックボクシングも続けて来た彼ですが、体験の時にもスタミナがあり、最後まで頑張りました。
翌日、お母さんから連絡があり、是非、東大和道場で稽古をして、自信を付けて、タイに帰りたいと御話をして頂きました。
2ヶ月、殆ど毎日、稽古に来ていた彼ですが、日に日に逞しくなっていく様子がありました。
最初は気合いの声も、なかなか出ませんでしたが、気付くと、誰よりも必死に凄まじい気合いを発して稽古をしていました。
この2ヶ月で、本当に強く成長しました。
小学1年生の彼は、東大和での厳しい稽古に、時には泣いてしまう事もありました。
稽古を繰り返す内に、泣かなくなり、東大和の仲間達と、同じ表情をするようになっていました。
凄く明るくて真面目な生徒で、自分も彼に会うのが楽しみでした。
彼は一応 、今日で最後の東大和での稽古となりました。
きちんと皆に挨拶をしてくれました。
彼は、タイに帰ってもまた格闘技をやりたいらしいです。
明るい性格の彼ですが、また一生懸命やるのだなと思います。
また来年以降、会えるかも知れないなと思いました。
東大和道場での厳しい空手の稽古で鍛えた心で、今後も【他の色々な事に生かして欲しい】という話を彼にしました。
体験に来てくれた時の彼の、お母さんが彼に言い聞かせていた…
『ここで自信を付けて、タイに帰ろう!貴仁』という言葉を思い出していました。
貴仁、タイに帰っても明るく一生懸命に頑張れ。
2か月間、ありがとう。


