目標と意味。

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今日 最初に来たのはR君。

皆が来るまで自主トレを始めました。

日に日に強く逞しくなりました。

今年の支部内では特撰で優勝を狙います。(昨年は初級で準優勝)

初の西東京都大会でも上位、優勝を目指します。

毎日かなり揉まれているので日に日に打たれ強く、実際にレベルアップをしています。

彼は空手を始めた頃からあまり泣きませんでした。

組手で、相手が強すぎて涙目になっても我慢出来る根性もあります。

空手が大好きなようです。(トレードマークは長い揉み上げがとても可愛らしい)

必殺技は色々あります。(カカト蹴り、上段前蹴り、気合いの打撃砲)

今日 一緒に演武のアルバムを見ていました。

アルバムの写真で、彼自身を見付ける度に『あ、俺いた』『あ、横顔だ』『あ、○○の後ろに頭だけ見える』と、細かく説明してくれました。

稽古後の集合写真は少年部2クラス目。(写真には出ていないですが、立川道場のR君も来てくれました)

写真を撮れませんでしたが、最初のクラスは幼年部を含めて沢山集まりました。

今年から中学生になる女子部のYちゃんのお母さんから『目標を持ち、組手試合に出て1勝をするまでは空手を辞めません』と話を聞かせてくれました。

『目標を持つ事が大事ですね』と話して下さった言葉に凄く感動していました。(まさに、その通りでしかないですし、自分がいつも皆に話す部分です)

Yちゃん自身も稽古後に『やっぱりまだ空手を続ける』と話してくれました。

実際に、やればやるだけ子供達は強く変化をします。

彼女の場合はその目標に向かう為には、稽古回数を増やす事も勿論、大切になります。

きちんと「目標」を経てる事が一番大切な事だと今日の少年部では話をしたばかりの彼女のお母さんとの会話でした。

ただ何となく待っていたり、その場をやり過ごしていたら、時間だけが過ぎ去るばかりです。

今日、皆に話したのは「物事を深く考える事」「今の自分自身を深く分析する事」「何か目標を経てる事」

「目標を経てたら、じゃあ今、何をするべきかを考える」

「ただ何となく待っていない事」

そんな話をしました。

夜の一般部でも皆頑張りました。

怪我の休会から復帰したS君が、久しぶりに空手を楽しんでくれました。

小学1年生から空手を続けてきた彼ですが、本当に素直で常に一生懸命でした。

凄く優しくて本当に静かな性格ですが、自分はそんな彼が大好きです。

中学生になる時期に一度、空手を辞めます、と話にきた事があり、じっくり話しをした事がありました。

しばらくして『先生、やっぱり空手を続けます』と話に来てくれました。

身体能力に長けた彼ですが、組手試合ではなかなか勝てずにいましたが、一昨年の支部内では3位決定戦も制して堂々の初入賞をしました。

今日、久しぶりに来てくれた彼は少し逞しく成長をしていました。

物静かな彼ですが、道場に来てくれる度に、ひたすら自分が話しかけてきましたし、可愛い生徒の一人なので久しぶりに会えて嬉しかったです。

美優さんも厳しい追い込みを繰り返しています。

彼女は言うまでもなく、常に自分自身と向き合い分析を繰り返しています。

やるべき課題と目標を常に明確に打ち出しています。

様々な経験や、分析を繰り返して一般選手としてもトップを目指して稽古を積んでいます。

彼女を一般選手権で日本一にさせてあげたいです。

一緒に手合わせをする組手も、彼女のミットを持つ際にも、彼女にとって確実に意味のある稽古にさせてあげたいと常に考えています。

ささやかながらも自分が出来る事は全てやりたいと考えています。