布田大樹君、池田拳士郎君が揃って道場へ来てくれました。
驚きましたが、とても嬉しかったです。
二人とも、アルバイトや仕事と勉強も忙しい中、道場へ来たくなり、顔を出してくれたとの事でした。
幼年部から空手を続けて茶色帯、黒帯にまでなった彼ら。
東大和道場、大先輩の二人の空手の技術を、今の後輩達でもある、みのりさんや大吾君にも、スパーリングを通じて伝えて貰いました。
後輩達へ優しく手合わせをする大樹君、拳士郎君。
久しぶりに見る、彼らの空手センスと技術に圧巻でした。
前もって教えてくれていたら、【美優さんや、将太朗君も呼んだのに】と、彼らに話しました。(彼らは全員、空手を通じての幼馴染みで東大和道場での同期にあたります)
今の東大和道場の、それこそ6年生達のメンバー達と同じ絆のある先輩達です。
久しぶりでも大樹君や、拳士郎君の、組手技術には本当に驚くばかりでした。
後輩の大吾君が『何をされているか、わからない間に、二回も、三回も上段廻し蹴りを顔の前で、寸止めされました…』と溜め息をつく様子でした。
大吾君も身体能力抜群で、彼らと同世代の現在の期待の新人です。
幼い頃から培った空手は、本当に凄い宝だなと、思わされるばかりです。
スタミナは勿論、連日 稽古に励んでいる現役の大吾君の方が現在はあります。
しかし、積み重ねた年期による遥かな技術の違いに、大吾君も驚きと興奮の様子がありました。
久しぶりに、彼らの空手センスを観て自分自身も【練習パートナーになって貰いたいな…】と感じるばかりでした。
勉学や、進路の都合で一時期、道場を離れはしても、ある時突然、道場へ、自らの意志で来てくれる。
嬉しい事だなと思います。
【皆がふと戻って来た時にでも俺が、いてあげたいな】と感じると、身の引き締まる思いでした。
楽しげにスパーリングで、手合わせをする大樹君と拳士郎君。
大樹君の攻撃に、ふっとばされ、太股へ貰う、カカト蹴りの痛さに苦笑いをしながら、何処かへ、消えようとする拳士郎君の様子が面白過ぎました。
『…まじ、いてーから…普通に無理…』と、後ろを向いて、直立不動になり、笑う両者。
楽しそうだったな。
みのりさんも、先輩達の、技術の凄さに唖然としていましたが、貴重な経験だったようです。
大吾君、みのりさんは稽古後も、ひたすら自主トレをしていました。
大樹君、拳士郎君は掃除後は、道場を楽しみ、控え室で、二人で本当に楽しそうにずっと話をしていました。
良い光景だったな。
幼い時期から稽古に励んで切磋琢磨してきた【皆の居場所】だなと思いました。
彼らの空手技術は本当に一流。
大吾君が『大樹先輩の、いくつかの技は、村松先生みたいな感じでした…』と話していました。
それぞれに、質や、豪快さは違うも、村松君も確かに凄い技術です。
大樹君なんて、ほんの少し、本気で本腰を入れて稽古に励んだら直ぐにでも、一般選手権で戦えるスキルと可能性があります。
また近々、古くからの皆を集められるような気がしています。




