15:00~17:50少年部昇級審査会。
約3時間の昇級審査会となりました。
寒い中、見学された方々もお疲れ様でした。
20名の少年部の生徒達が受審しました。
皆それぞれに意識が高く、素晴らしい内容だったなと思います。
ここ数年の間に毎回、全体の意識や技術レベルが上がっている様に感じています。
組手試合は周知の通り、みんな続々と、試合結果を残して来ています。
型試合へのエントリーこそ少ないもの、出場する生徒達は入賞、優勝と結果を残してもいます。
普段の稽古を一生懸命に取り組んでいれば、組手、型試合、問わずにどちらにも効果が表れている事も事実です。
いつも皆に話すように、もちろん結果だけが全てではありません。
目標に向けて、どれだけ一生懸命に頑張れたかが一番、大切な部分でもあるかと感じます。
ただ…今日の彼らくらいに、一生懸命に空手に取り組んでいたら、その他の全ての物事にも同じ気持ちでチャレンジ出来るはずです。
今日、皆にも話しましたが得意不得意はあって良いです。
何が苦手かを先ず、自分自身が知り、弱点を分析する事。
次にその弱点を克服、向上する為にどうするべきかが良いのかを自分自身で考えていく事。
それを行ううちに頭を使うようになり、考えて動く事により、心と身体を通じて自然に頭も良くなる。
この部分は本当に事実です。
礼儀礼節を学ぶ部分にも通じていくかと自分は考えています。
今日の審査終了後に、そんな話を皆にしました。
組手稽古、組手審査、全員が素晴らしい内容でした。
長時間を、他の受審者の審査を見学したり、見取り稽古をする中、身体の冷えてしまった子供達が真剣に話を聞いてくれる様子は立派ですし、とても嬉しく思いました。
組手審査の各試合も、素晴らしい内容でした。
皆の応援も本当に良かったです。
3級審査(緑帯一本線)の筆記審査では、飯酒盃龍君…【基本技31種類】の名前を全て漢字で書けていました。(川内翔太朗君に続く、少年部では二人目)
彼は日頃から頭も良いですし、おそらく学校の勉強も、普通以上に出来るのだろうなと思います。
有馬悠翔君、4級(緑帯)審査を受けました。
4級審査に向けて仕上げて来ました。(実際に審査技も上達していました)
筆記審査は彼らしくて、それも良かったですが、彼も頭は良いです。
何よりも優しくて純粋な部分が、彼の最大の長所でもあります。
長年、彼に空手を指導して来ましたが…今では空手を始めた当時の彼からは、とても想像の出来ない素晴らしい成長を遂げています。
生徒達に関しては長年、一度も試合で勝てない生徒がいても、一生懸命に頑張る姿勢があるのなら何よりの宝になります。
また…そういう部分を常に観察していますし、応援しています。
悠翔君に関しては、ただ空手を好きでいてくれて、少しずつ成長してくれたら良いなと、ひたすら観てきました。
当時…4歳の頃の彼は、皆と一緒に走ったり、基本稽古も出来なかったんです。
稽古に来る度に…いつも毎回、本当に泣いていました。
最初の頃は、皆と一緒に…タッチ鬼にも混ざれなかったです。
何か我慢出来たり、何か成長を感じる度に、一緒に喜びながら褒めながら、彼を伸ばして来ました。
そんな彼が、今は空手を指導する上では、そういう部分では、何も心配がいらなくなりました。
空手を大好きでいながら、気付けば少年部の国際大会選手へと育ちました。
4月の支部内の新6年生特選クラスでは【優勝】のみを狙わせます。
既に優勝する実力はあり、出来ると読んでいます。
頑張って貰いたいです。
皆の成長を感じる事が出来て嬉しく思います。
少年部審査会が無事に終わり、安心しました。
自分自身が積み重ねてきた極真空手を、色々な形で、少年部から一般部の生徒達や子供達へと、エネルギーを注げたらと思います。
自分自身が仕事をして、鍛えて生きる意味は、今は本当にそこの部分にも通じています。
流れに任せたらと常に考えています。
ただ、今やれる事は一生懸命にやりたい。
18:00〜20:00 事務処理。
20:00〜21:50 ウエイトトレーニング、補強稽古。
23:10 テルメを出て、看板にある【心技体】の道場へ。





