14:30〜17:30 少年部2クラスを指導。(土曜日)
和気清大君、リーダーシップも出てきた。
彼は昨年末には緑帯にも合格していて、これから更に心身共に逞しく頼りになる先輩へと成長していけると思う。
気合い、返事も皆の御手本になるべく大きな声で後輩達をリード。
松島颯太君も凄く頑張っていて、とても良かった。(様々な事を学んで貰えたらと思う)
基本稽古、補強、フィジカル稽古を全員が全力で行った。
最初のクラスも凄い勢いで稽古した彼ら。
道場とは何をする場所なのか、皆がやるべき事、道場ではしてはならない行動についても細かく説明しながら。
一人一人の良い部分が沢山見れた。
2クラス目も、更に厳しい稽古の連続としながら。
合間に様々な話を皆にしながら。
皆は、更に心身共に本当に逞しく変わっていけるから、ひたすら真剣に話している。
遊びではないし、彼らの場合、フィットネスでも無いし、何となくの趣味のレベルでは決して無いから。
空手の稽古だから。
武道だから。
100%の人間なんていない訳で、自分自身と向き合っていない者が、自分以外の他人に何かは諭せないし教えられないから。
小学生、中学生の彼らがあれだけ素晴らしい頑張りや、心身の成長が出来る事にも本当に感動する。
今日の彼らも…というか、いつも全員が本当にそんな輝きを放っている。
物事の本質が見えない、まるで見抜けない様な、単なる、あんぽんたんな大人ではいけないという事だろう。
若いうちに知らないのは勿論、仕方がないけど。
今でこそ、ほんの少しはそんな気持ちにもなれるが、実際に十代、二十代の頃は、本当に滅茶苦茶だった訳で、まともな生き方なんてしてはいない。
空手と出会えていなければ、おそらくは本当にアウトだったと、明らかに感じながら生きてもいる。
四十歳を越えた今でも、毎日毎分そんな気持ちの繰り返しの連続で修行をしていて、だからこそ続けられてきた部分しかない訳で、そこには様々な事に対する感謝の気持ちしかない。
だけど、わざわざ明らかにおかしい事には何も迎合もしない様にしているし、物事を深く考える様にはしているが、違う物は違うと必ず意思表示はする様にはしている。
それで良いと思うし、そういう部分は何も変わらないし変えないと思う。
どうする事が本当に一番良いかを、常に考えながら。
2020年もなかなか良い滑り出しだ。