■第49回全日本空手道選手権大会(無差別級)2日目 最初の試合となる3回戦。
多田将太朗【城西世田谷東・東大和道場】
【日本人4強の一人】優勝候補の一角、高橋佑汰選手(東京城北支部)との一戦。
序盤、しっかり構えながら互いに向かい合い、相手の出方を見る。(本戦3分間)
徐々に距離を詰めて、互いの技が交差する。(下段、上段廻し蹴り、長い距離の足技から)
高橋選手の上段廻し蹴りを見切りながら、下段廻し蹴りを返していく多田選手。
近い距離からの攻防の中、次の瞬間…高橋選手の右上段廻し蹴りが、多田選手の左顔面を捉える。(何とか持ちこたえるも上段廻し蹴りによる技ありを宣告されてしまう…)
立て直し、多田選手が下段廻し蹴りから、上段内廻し蹴りで、挽回の技ありを狙いにいくが空を切る…
1分間に差し掛かる次の瞬間…狙いすました高橋選手の外側からの下段廻し蹴りで、両足を一気に刈り込まれて背中から転倒させられてしまう…(残心の決め技により技ありを宣告される)
惜しくも合わせ一本負けによる敗退となる。
2年連続の3回戦進出で、ベスト32入りとなる。
日本人トップ選手との対戦により、全てにおいて大きな経験となり、今後の更なる活躍に期待が掛かる。
◾︎極真会館 第49回全日本空手道選手権大会(無差別級)
ベスト32進出。
多田将太朗【城西世田谷東・東大和道場】