月曜日少年部2。【激しさ】

   
    
 
8年と半年間、彼は東大和道場へ通いました。 

現在6年生。 

東大和道場の誰もが知る、杉浦翔君。

兄の駿君も数年前に、今の彼と殆ど近い時期に、勉学の為に道場を退会しました。 

彼らは小学校、中学校と、勉学も日々、しっかりと成績を残さないといけない学校に通いながらも、心身の鍛練の為に極真空手も必死に続けて来ました。 

兄の駿君とは、また全然違うタイプの選手であり、生徒でもある弟の翔君。

誰もが知る、そのアグレシッブで躍動感に溢れる破壊的な組手の強さで、ひたすら道場や、試合場で激しく戦って来ました。 

彼と同学年の東大和の仲間達も、支部の特選クラスにおいても常に、トップクラスの強豪達が揃っているのですが、その中でも、翔君はあまりにも強過ぎていた。

昨年と今年の国際大会では入賞、優勝を目前に2年連続でのベスト8。

全関東大会、城西カップ、西東京都大会、横浜カップでは優勝、入賞を繰り返してきました。

支部内の特選クラスでは、出た大会は全て優勝。 

そんな彼と切磋琢磨する同学年の仲間達も、彼との激しい組手を繰り返し、現在も全員、強くなってきていたのも事実です。

彼の強さと存在は、それくらいに意味があり、皆にも良い影響を与えて来ました。 

1学年上には、今年の国際大会王者へと、上り詰めた荒木拳三君がいますが、杉浦翔君は荒木拳三君とも長年に渡り、激しく切磋琢磨を繰り返しました。 

その存在感は、それぞれ、タイプこそ違うもの、各学年のリーダーとして、絶対的なカリスマ性を発揮してきました。

今日、彼の最後の稽古として仲間達が集まりました。 

最後に皆の前で彼が読み上げた、手紙の内容は本当に素晴らしい内容でした。 

鈴木渉太君、杉浦駿君は彼のお兄さんだから、それと鶴見奏君も、彼の為に道場へ来てくれていました。 

彼は ひとまず勉学と次の色々な目標に向かい、道場を形としては、一応の退会となります。(皆で彼に色紙を書いて渡しました)

彼は、また今後も時間があれば、当たり前に道場へは来てくれるかと思います。

楽しみにしています。

言葉にして綴るには、語りきれないばかりですが、とりあえず翔、長い間本当にお疲れ様。 

長年、沢山の感動を本当に有難う。

  
 【東大和少年部の核弾頭 杉浦翔君と】