

【お爺ちゃん…生きてる?】(歳とっているノコギリクワガタ)と、久遠ちゃん。
彼女の真剣な様子が、かなり面白かった。
既に、ノコギリクワガタに名前が付いていたから…
そして…

今年も大きく立派に育った、昨年のカブトムシの子孫達を彼らに見せながら。
【棒でつついたり、手で摘んだり、触ったらダメだって!…】と、目を離すと、手を突っ込んで、いじくり回してしまう彼らに…
×30回は、同じ呼び掛けをしながら。(稽古後の時間だけで…)
人間の体温、手の脂、触られまくるストレスで、カブトムシ達は弱ってしまうからと、彼らに伝えながら。
ただ…
子供の頃、俺も昆虫達を触らない事を我慢する事が無理だったし、いつも触りまくり、昆虫達が長生き出来ずに死んでしまう事を繰り返していた。
【触らない、弄らない、見守るだけ】が、本物の愛情だったりはする。


あとは、昆虫ゼリーを与えるだけでOK。
それを理解したのは、大人になってからだった。
彼らは優しい子供達なだけに、昆虫を触らない事も、優しさと忍耐だと教えてあげられればと思う。(女の子達は、周りで楽しく騒ぎながら眺めていても、実際に手で昆虫を基本的に触らない場面が殆ど)
夏ならではの光景になりつつ。
2019/6/28
