原宿へ行く。
竹下通りにジーンズを見に。
昔から20年近く、黒人さんの店でジーンズを買います。
最近は随分、昔からの店も潰れたと店の黒人さんが嘆いていた。
竹下通りを歩くと直ぐに屈強な黒人達が集まって来て店に来てくれと、囲まれるのが常だったが、今日は確かに少なかった。
夜だったからかも知れない。
彼らは会話が面白いので昔から好きです。
竹下通りには顔見知りの黒人さん達が沢山います。
彼らは、初めての客には先ず高額な料金を真顔で提示してきたりが基本です。
過去には【2万数千円】と出された洋服を【5千円】までに値切った事もあります。
値切るまでの交渉が、また楽しいので、かなり駆け引きをします。【時に残念だけど今日は帰るよ、というフリをすると更に安くしてくれたり…】
1着【2万数千円】と最初に出された物を、最終的に2着で【1万円】にしてくれた事も実際にあった。(最初の計算だと4万円以上ではないの?…と)
だいたい値切りまくってジーンズは1着【7500円】が相場。
白人さんよりも黒人さんの方が、自分としては彼らの会話は凄く面白い。
ノリが軽かったり、本当に優しい様子の人もいたり、時に獰猛で動物的な人もいたり。
いつも4、5人の黒人さんの群れに囲まれますが、ああいう様子が嫌いではないです。
彼らは仲間意識も高く、皆で協力しながら御互いに情報交換をして働いている様子があります。
昔、自分も海外の外人さんの家に一人で住んだ事があり、学校にも通いました。(約1年程だったかと)
その時に自分が好んで仲良くしていたのは、メキシカンの【パブロ】という一つ年上の友人と、黒人の少年達のグループでした。
メキシカンのパブロは、マッチョで、ワクワクする様子を常に漂わす男気のある友人でした。
白人の友人も出来ましたが、黒人の少年達はいつも黒人同士でまとまっていて、それに似た様子を原宿や六本木に行くと思い出す事があります。
色々不自由はありましたが、楽しかったので貴重な経験だったなと思います。
詳しく話すと長いのと、当時の生活や感情が溢れ出てしまうので、この辺で。

