昨日 体験に来て今日から入会してくれたD君。 (現在、高校2年生)
合気道の武道経験や、長年鍛えてきた基礎体力と彼のポテンシャルは素晴らしいです。
一人でコツコツ体を鍛える事が好きみたいです。
将来的に警察官を目指しているという彼は、極真空手に昔から魅力を感じていて道場に来てくれたそうです。
抜群の身体能力とセンス。
基礎体力や身体能力は既に上級者と変わらないです。
今日は突きのみで、美優さんや将太朗君とも組手に近いスパーリングをこなしましたが、素晴らしいセンスでした。
おそらく直ぐに強くなっていくかと感じました。
【長く続けていく事】についての話を彼にしました。
センスがある人達は、世の中には本当に沢山います。
しかし 一つの事をひたすら続けていけずに途中で辞めてしまう人達も更に沢山います。
どちらが善し悪しではありません。
自分自身で習い事や趣味に対して、生き甲斐を感じられるか、また自らが意味付けをして続けていけるかです。
歯磨きや食事をする事と同じ感覚になれば、生きていく上で、稽古がキツくても何でも、当たり前に続けていけます。
そこまでになるには最低10年は掛かります。
コツコツと続けていく事の方が大変であったり、それもまた才能の一つだと自分は思います。
【喧嘩が強くなりたい】と、道場に入門してくる若い生徒もたまにいますが、90%は道場に通いきれない事や続かない事が常です。
物事には【素直な気持ちと直向きさ】がないと、やはり続かないです。
今日の彼みたいに才能がある、素直な青年にこそ長く空手を続けて貰いたいです。
彼くらいの才能と基礎体力があれば、自らのヤル気と、継続出来る才能さえあれば、少年部上がりのユース世代に追い付く事も不可能ではありませんし、一般選手権を目指していく事も十分に出来ます。
自分自身は十代の若い時期に、喧嘩に強くなりたい、誰にも負けたくない、本気でそれしか考えていませんでしたが、空手に打ち込む上でも、それが計り知れないモチベーションへと実際に繋がりました。
危機感を持つ事が必死に稽古を繰り返せる秘訣でもありました。
喧嘩とかの低レベルな事にはまるで興味が無くても、今日のD君のように鍛える事や、それをコツコツ続けられる青年はいずれは必ず強くなります。
【継続は力なり】
強くなる上でこれほどシンプルで解りやすい答えは無いです。
美優さん、将太朗君くらいになれば自分も何も心配はしていませんし、彼らを信頼しています。
自分は彼らを色々な部分で尊敬していますし、新たに空手に打ち込む若者達や、空手を続けてきた後輩達には、ああいう先輩達を目指して貰いたいと常に思います。
今日から勇気を出して、一般部に来てくれた現在6年生のYちゃん。
4月には初の組手試合に挑みます。
彼女の妹のYちゃんも幼年部で頑張っています。
お姉ちゃんは、美優さんに憧れているようです。
真面目な生徒なので続けさせてあげたいです。
基本稽古もサンドバック、スパーリングを一生懸命に頑張ってくれました。
壁に当たっても我慢して 目標に向かい、頑張ってみて貰いたいです。
【目標を持つ事】
これを明確に出来るかが、凄く重要になるかと自分は思います。
今日も色々 良い光景を見る事が出来ました。