■第50回全日本空手道選手権大会・一般男子無差別級
多田将太朗(城西世田谷東支部・東大和道場)
2回戦、第11回全世界大会・日本代表【2018第35回全日本ウエイト大会・重量級準優勝】南原健太選手(東京城北支部)との対戦。
パワーで前に出たい南原選手、スピードと手数、ステップワークで応戦する多田選手。(本戦2分間)
序盤から終盤まで一進一退の攻防が続く。
中盤、後半と激しく体勢を入れ替える両者。(互いに鋭い上段内廻し蹴りを放つ)
有効打に見えるかの様な膝蹴りを数回貰うが、きっちりブロック。
試合終了間際、更に激しい展開となるが、ボディへの左中段前蹴りで、多田選手が南原選手を場外まで押し出す!!
勢いと破壊力のある凄い前蹴りとなり、南原選手に注意1。(今大会から場外に両足を出た側に注意を与えられる)
本戦が終了。
副審の白い旗が2本、南原選手を指示…
主審の3本目は南原選手へ…(0-3判定敗退)(膝蹴りの印象か…)
惜しい…(延長戦を戦いたかった)
7月の東日本大会後から更なる成長と進化を続けてきた多田選手。
スピード、パワー、テクニック共に、高いレベルまでに成長を続けている事が裏付けられる、素晴らしい試合内容だっただけに実に惜しかった。
明日、日曜日は、永吉美優選手(城西世田谷東支部・東大和道場)が一般女子無差別級で、二度目の頂点を目指して決勝戦へと挑む。
決勝戦の対戦相手は【2018全世界女子ウエイト制大会・軽量級王者】佐藤七海選手(城西国分寺支部)との対戦となる。
過去の対戦成績は、永吉美優選手が2勝0敗でリードとなるが、この数年間の一般選手権女子で、現在、女子ナンバーワンの実力者として注目されている佐藤七海選手。
佐藤七海選手は【2018全世界女子ウエイト制大会(軽量級 優勝)・2017,2018全日本ウエイト制大会(軽量級 優勝)・2018オールアメリカン大会(軽量級・重量級での横綱戦 優勝)】
2018一般女子無差別級の覇権を賭けて、トップ選手同士の意地とプライドがぶつかる事となる。
永吉美優選手(城西世田谷東支部・東大和道場)の復活優勝に期待が高まる。
あと1つ。